今までで一番、私が保険選びに一生懸命取り組んだのは、結婚して2、3年たった頃でした。
結婚してすぐの頃、主人の叔母の知人がセールスレディだったことがあり、叔母に勧められるまま、主人は高額保障の保険に入りました。
叔母にしてみれば、かわいがっていた主人に良かれと思ってのことだったのでしょうが、30歳そこそこで、普通のサラリーマンである主人に死亡保障5000万円は少し高額でした。
でも当時は、あまり深く考えず、言われるまま、「それくらいはあったほうがいいのかな」なんて思い、加入しました。
ところが20万円ほどのお給料で、主人の分だけでも2万5千円ほどかかる保険料は、徐々に、負担になってきました。
主人の生命保険以外にも、私の生命保険、自動車保険、火災保険など加えると、保険だけで相当の額になります。俗に言う、保険貧乏ってやつですね。
そこで、私は保険の見直しを見当することにしました。
と言っても、保険に関して何の知識もありませんでした。
ただ、保険は掛け方によっては損をすると言う事だけは、頭のどこかに引っかかっていました。
そこで、さっそく本屋に出向き、保険に関するマニュアル本を買ってきました。
そこには、保険の種類や共済に至るまで、知らなかったことがいっぱい書いてありました。
私が無知だったことを一番思い知らされたのが、「定期付終身保険」についてです。
こんなに高額支払っているんだから、保障は一生涯続くと思っていたのです。
マニュアル本を見ながら、以前もらっていた保険設計書をじっくり見てみたのです。
すると、主人が60歳になった途端、保障内容がガクンと落ちることが分かりました。
しかも、5000万円の保障のうち、終身部分はわずか150万円ほど。
それまで掛けなければいけない高額の保険料も、その時点でほとんど掛け捨てに終わることもわかり、愕然としたのを覚えています。
それなのに、ある一定期間過ぎると、保険料が上がってしまうこともわかりました。
こんな高額の保険料が掛け捨てていいのか、何年か経っていきなり保険料が上がった時、子供がいたらその保険料は支払えるのか、60歳からの保障はこのままでいいのか、なんていろいろ考えさせられる点が浮かんできました。
主人に相談したら、「たとえ叔母の紹介でも、保険料を支払うのは自分達なのだから、私がいいと思うものにかけ替えていいよ」、と言ってくれました。
さっそく、本格的な見直しを始めました。
かけ替えることで、今までの掛け金がほとんど無駄になることはわかっていましたが、このままずるずる続けるよりも、まだ取り返しが付くと思いました。
最初に検討したのは、保険の種類です。
死亡保障ももちろん大事ですが、それよりも今は、病気や事故で入院することになった場合、どうするかと言うことの方が切実な気がしました。
病気や事故で入院することになったら、毎日の生活費に当てるくらいの入院給付金が必要だと考えたのです。
そこで、死亡保険は減額して2000万円にし、その分1万円5千円だった入院給付金を2万円にしました。
それから、掛け捨ては何だか寂しい気がしたので、終身保険部分を多めに設定することにしました。
疾病特約も付けて、トータルすると、保険料自体は大幅に減額されるわけではありませんでしたが、掛け捨て部分が少ないことを考えると満足でした。
マニュアル本を読みながら、いろんな保険会社も比較しました。
そうしてサービスや評価など、自分が一番納得できる保険会社に見積りを依頼することにしました。
営業所に出向き、自分が生命保険について勉強したことを頭に置きながら、疑問や不安、あらゆることを質問し、確認しました。
私の真剣な姿勢に、営業の方も「良く勉強されてますねぇ。」と感心した様子で、上司の方も一緒に、私が納得いくようなプランを考えてくれました。
主人と一緒に最終の打ち合わせを終え、新しい生命保険に加入が確認できた時点で、それまで加入していた生命保険を解約しました。
微々たる解約払戻金がもらえるはずだったのですが、なかなか振り込んでもらえず、やっぱりそこの生命保険を解約してよかったと改めて思ったのを覚えています。
自分が何日もかけて、必死で勉強し、納得するまで話を聞いて入った今度の生命保険。
とても愛着があり、もちろん今も加入したままです。
自分達の生活をサポートしてくれる、心強い味方である生命保険。
人に言われるままに、内容もあまり確認せずに入ったり、無理して入ったりすると、味方が味方でなくなります。
自分で納得するまで、調べたり、人に話を聞いたりしながら、とことん理解してから入ることが大切だと、経験を通して心から思いました。
それが生命保険を味方に付けるコツですよ!